人は誰しも叶えたい夢や願望があると思います。しかし、ほとんどの場合、夢は夢のままで終わり「 こうなったらいいなぁ 」と願望を抱きながら 日常に甘んじているのが現状ではないでしょうか?
今回は、夢の実現に向けて必要なメンタルとは? どうしたら願望をかなえていけるのかに焦点を当てていこうと思います。
その秘訣は・・・自分の脳を変えてしまえばいいということです。
脳を変えてしまおうというと、脳神経外科に行こう ということではなく、脳に直接アプローチして 今までの凝り固まった思い込みを変えていきましょう ということです。
そんな脳内革命みたいなことが 本当にできるのだろうかと思いますが、簡単にできるのです。
自分の脳をマインドコントロールしてしまいましょう。
そのために欠かせないメンタル要素は3つ。
目次
揺るぎない確固たる目標設定
まず人間の脳というのは、どんな時に活性化するので しょうか?
今の時代、AIや人工知能などさまざまな研究がなされて いますが人間の脳とコンピューターとの決定的な違いは 感情があるかないかです。
『 どうしても成功したい』
『何がなんでもこうなりたい』
という強い思いを抱かないと その実現に向けて動き出さないというところです。
そう、具体的で明確な目標のインプットが必要不可欠なのです。
それには自分が本当にやりたいこと、本当に望んでいるものを明確にしなければなりません。でも これはなかなか難しいですよね。
嫌いなことや やりたくないことを いくら思い描いても感情が伴いませんから、やはり自分が今までに好きなもの楽しいと思えるものにフォーカスしていけば 良いと思います。
必ずあるはずです。
目標設定で1つ気を付けなければならないことは、あまりにも雲を突くような高い目標は後回しにしておく方がいいです。
最終的な目標はそれでよいのですが、そこばかりに集中し過ぎると挫折しやすくなってしまいます。
ある程度、目標の細分化をし、できそうなことからチャレンジしていく方が間違いありません。
なぜかと言うと、気持ちは嬉しいことや楽しいという達成感を味あわないとエネルギーが枯渇してしまうからです。
いくら頭で頑張ろうと思ってもやる気が起きない状態になってしまいますから…
小さくてもよいので、少し頑張ればできそうな目標をいくつも クリアしていって常に
『 よし、できるぞ!』という気持ちを 持続していきましょう。
階段を一歩一歩上がっていってレベルを上げていく感じです。
いくつかの目標設定を紙に書いてみましょう!
人並外れたイメージ力
自己啓発の本などでは、とにかくプラス思考に…と 唱えていますが、いくら頭で考えても感情がプラスに ならなければ、やる気や行動力を高めてくれる 脳内ホルモンのドーパミンは分泌してくれません。
それだけ我々の気持ちというのは意識ではどうにもならないところ、潜在意識によって支配されているということです。
潜在意識というのは、心の奥底で感じること、今まで生きて きた過去の記憶データで支配されています。
では、この潜在意識をウキウキさせるには どうしたらいい でしょうか?
単純に今までインプットしてきた『 ダメかもしれない 』という 過去のデータを書き換えてあげればいいということです。
特にマイナスな感情に陥ってしまう失敗のデータを…
でも、過去の記憶に逆らって…どうやって?
ここでイメージの力を使うのです。
未来を想像する力。 他の動物にはない人間しか持ち合わせて いない能力で潜在意識に働きかけるのです。
自分で作ってしまっている枠を突き崩す強力なパワーを 持っているのがイメージの力です。
現在は、大脳生理学の進歩によって人間の脳の構造というのが明らかになってきています。
結論から言うと人間の脳は、現実に起こったことと臨場感があるリアルな想像の区別がつかないのです。
これは例えばレモンの輪切りを思い浮かべてみて下さい。
汁がしたたり落ちて 酸っぱそうな… はい、それを 口に入れてギュと噛んでみるところをイメージすると どうでしょう?
唾液がジュワっと出てきてきて顔をしかめて 酸っぱい 感じになりますよね。
そこに本物のレモンはないのに…
この脳の特性を上手く利用しない手はありません。
鮮明なイメージによって成功体験を何度でも味わえる ということです。
何度も何度も、繰り返して自分が思い描いた目標が達成 され、いい気分になっているところを映像を見ているかの ように。
『 よ~し、できるぞ!』と思えるまで。
その目標を達成している未来の自分から今の自分を見てみて下さい。
そこに辿り着くためには今、何をしなければならないかが 鮮明に見えてくるはずです。
あとは継続していくだけです。
天才のモチベーション
モチベーション・・・「 やる気 」「 意欲 」といった意味ですが 目標に到達するために行動を維持するエネルギーです。
ここで本田技研工業の創業者、本田宗一郎さんのモチベーション とは こういうものだというエピソードを紹介します。
本田が図面の変更を指示し、そのために彼は新潟県のさるメーカーに出かける必要があった。
しかし新潟は大雪で、車も飛行機も使えない。出発できずにいるうち 本田がやってきて、図面は仕上がったかと尋ねる。
「 すみません、もうすぐできます」と彼が答えると、隣にいた同僚が 助け舟を出した。「 列車も車も不通で、新潟へいけないんです」
とたんに、本田の目が吊り上がった。
「 バカヤロー、なぜ飛行機をチャーターして、落下傘で飛び降りないんだ!」
彼は、その場面をこう述べている。「 皆は一瞬度肝を抜かれて返事もできな
かった。おやじの顔は真剣で本気でそう考えており、決して冗談で言ってない
ことが判った」これが天才のモチベーションだ。目標を設定したら、何が何でも実現しようと
する。凄まじいまでのモチベーション。これでツキがないはずがない。( 出典:ツキの大原則 )
ここまでのハイモチベーションがあれば、何でもできると思いますが。
普通の人と天才を分けるものは何だ?と言われたら
まさしく この パラシュートで飛び降りようとするモチベーションの差ではないかと 感じます。
自己の防衛本能のまま日常を過ごすのか、闘争本能でチャレンジして していくのか、ここにかかっています。
途中半ばで諦めてしまうというのは、そもそも目標設定が間違って いるのです。今の時点の目標はこれだ!と明確にしましょう。
小さな成功体験を積み重ねて、最終的な目標に近づいていくのです。
本田宗一郎のモチベーションを参考にして。。
まとめ
いかがだったでしょうか?
とにかくスポーツでもビジネスでも何かを成し遂げようとする ならば、この3つのメンタル要素を快にしていかなければ なりません。
しっかりとした目標設定とリアルなイメージング力、強力なモチベーション。
この3つをハイテンションにしていけばプラス感情になり より一層いいイメージが湧いてきます。結果的にプラス思考にもなっていくのです。
最後に その人を突き動かす原動力、「 動機づけ 」は 不満、好き得意な感情、願望や悔しさ など色々ありますが 何を隠そう1番強いエネルギーは「 ありがとう 」という 感謝の気持ちです。
これは自我欲求などの個人的な動機づけではないため 「 あの人の為に絶対にやる 」といった使命感があり、どんな困難があってもくじけることがありません。
とてつもない力を発揮するエネルギー源です。ということを一言付け加えておきますね。
本当のツキや運は、自分以外の他人が運んできて くれるものですから。
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