世界最速チャップマンの腕が太すぎる!170キロを投げるトレーニング

ヤンキースタジアム

 

世界最速の球速を誇るニューヨーク・ヤンキースの剛腕チャプマン。

2009年 キューバ代表としてベースボールクラシックに出場、2010年 ドラフト外でシンシナティ・レッズと契約、2015年 ニューヨーク・ヤンキースに移籍、絶対的なリリーバーである。

193㎝、96㎏という恵まれた身体から繰り出されるストレートは人類未曽有の170km/hを計測。

そのチャップマンの肉体が凄いらしい。現在の写真を見て見ましょう!

 

 

腕・・・太っ! Σ(゚Д゚) 筋肉モリモリの凄い腕ですねー!

こんな腕から放たれる球は、いかにも速そうですが、これで肩が回るのかと心配してしまいますが、いざ投球に入ると柔らかいんです。これが。

見て下さい、このしなりを!

 

 

腕があんなに後ろまでいっています。稀にみる関節の柔らかさです。

ん~ 170km/hの球速を出すために必要なのは・・・

パワー 柔軟性 !

この人間離れした肉体とフォームを見ると、有無を言わさず結論が出てしまった感じですが… 一体この肉体を活かすために

どんなトレーニングをしているのでしょうか? 気になるところです。

そこで今回は世界最速170km/h生み出す、チャプマンの極秘トレーニングに迫ってみたいと思います。

 

メジャーリーガーと筋力トレーニング

 

投打ともにパワー重視のメジャーリーグでは、筋力アップのトレーニング( ウエイトトレーニング )は必要だという考え方でしょう。細かいことなどぬきにして、まずは基本的な筋力をつける。

こういった風潮は科学的に実証されていることは勿論、古くは46歳まで150km/hの速球を投げ続けたノーラン・ライアンを筆頭にバリー・ボンズやマーク・マグワイアなど筋力トレーニングをやった選手が実績を挙げている実情が物語っています。

現役27年で通算324勝、5714奪三振の球史に輝く記録保持者であるノーラン・ライアンのエクササイズは『 ピッチャーズ・バイブル 』として今だに伝説の本です。ピッチャーにとっては大変参考になる1冊です。

 

 

今や科学的なトレーニング方法や器具が開発され各選手たちは、はちきれんばかりの筋肉の鎧をまとって凄い身体していますよね。

だがボディビルダーが一流のThrower( 投げ手 )になれないことは、いかにウエイトトレーニングだけで鍛えた筋肉ではアスリートとしてのパフォーマンスは難しいということです。

この凄まじい筋肉を野球に必要な投げる筋力に変えていくトレーニングが必須です。

 

揺さぶりトレーニング

 

インナーマッスルを強化させるこの動画をご覧ください。

 

人体は、おおよそ5分の4が水分で構成されているといいます。人体を揺さぶり負荷を与えていくことにより体内に波動を起こして筋力を鍛えていく。

これはバランス感覚を養う意味でも、常に全身の筋肉を連動させて行うピッチングに関して有効なトレーニングです。チャプマンのトレーニングは、基本的にスクワットやベンチプレスで増大させた筋力を投げるための筋力に変換させている意図が伺えます。

しかし、あのランディ・ジョンソンが愛用していたボディブレードを使っていたとは!さすが世界最速ピッチャーです。メディシンボールをあの体勢でやると指の力のみならず、肩、腕全体を強化することができるから効果的でおすすめです。

 

 

オーバーウエイトトレーニングとアンダーウエイトトレーニング

 

オーバーウエイトトレーニングとは、通常のボールより3倍くらい重いボールを投げること。アンダーウエイトトレーニングは、通常のボールより軽いボールを投げる。これを交互に行うことで腕を速く振る感覚を掴んでく。チャプマンの実際の映像を見て見ましょう!

この重い球を投げるトレーニングは、肩や肘、手首の関節や腱を鍛えるのに非常に効果があると感じます。

私自身の経験で恐縮ですが、社会人野球を20代前半で上がった後、クラブチームに所属し硬球ボールと軟球ボールを30年投げ続けてきました。次がない儲けものの野球人生なので自主トレーニングでは1㎏の鉄の球を投げていましたが、効果絶大だったと自負しています。

正しいフォームで投げていれば、動画でチャプマンが言っている通り故障もなく投球スイングの感覚が掴めてきます。ただし、いきなり重たいボールでやると痛めてしまうので、自分の力量に見合った重さのボールで始めるようにしましょう。徐々に重さを増やしていけばいいですからね。

硬球ボールがピンポン球のように感じることができれば、球は浮き上がっていくでしょう。

 

170km/hを生み出すトレーニング まとめ

 

世界最速ピッチャー、チャプマンのトレーニングを動画をふまえて見てきましたがどうだったでしょうか?

日本の野球が一部の選手を除いてパワーの差に大きな隔たりを感じるのは、ただ単に人種的な体格の違いにもとずくものだと考えるのは軽率な考えではないでしょうか。

世界最高峰の技術とパワーが競い合う世界で世界最速を誇るピッチャーのトレーニング方法投球動作を真摯に取り入れて追及していかなければ太刀打ちできないと感じます

そしてトレーニングを野球技術の向上に直結していくためにも正しい情報が必要です。そして自分に合ったものをアレンジして取り入れていくことが大切ですね。

 

 

コメント

  1. 近藤英文 より:

    チャップマンの腕やばいですねー!
    記事読みやすくて、面白かったです。
    ガクトの記事も参考になりました。
    ガクトがちょっと好きになりました
    メディシンボールも買いました。

    • なかじ より:

      ありがとうございます。
      スポーツやトレーニングについて参考になれることを書いていきますね。
      メディシンボール買ったんですか!
      これいいですよ。私もやっていますが、指と腕が鍛えられます。
      はさみを操作する指が170km/hにスピードアップしますよ!

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