記憶力を高めるための極意とは!忘れないための覚え方

記憶力

 

『 学習したのに記憶に残っていない… 』

『 本を読んだのに内容を覚えていない… 』

これでは勉強してないのと同じじゃないか!と感じたことはありませんか?

でもこれは単なる想起力( 思い出す力 )の低下と覚え方の問題です。ここさえ改善させれば思うように記憶力を高めていけます。

「 どうしてこんなに記憶力が悪いのかなぁ 」と悩んでいるあなたに、効率よく脳みそにインプットさせる「 取り入れる 」技術を紹介していきます。

 

記憶力を高めるには

例えば、1冊の本を読んだとします。でも「 面白かった。。」だけしか感想がない・・・

  • どこが面白くて何が為になったのか?
  • その本のエッセンスは何だったのか?
  • そこで自分はどう考え、どんな影響があったのか?

ということを自分の言葉で話せなければ、理解したと言えないではないか!と思うわけです。

そこで記憶力のいい人は、どんな方法で暗記しているのだろう?と「 世界一記憶力のいい人 」を調べてみると、エラン・カッツという人物が出てきました。

なんでも世界一の記憶王としてギネス認定されており、500桁のランダムな数字を1回読んだだけで覚えてしまうそうです。

まぁそんな沢山の数字を覚えても私たちには、あまり役に立ちそうにありませんが、記憶力を高めるという点では非常に参考になる人物であることは間違いありません。

で、その記憶術の根本にあるのが、あの優秀な民族で知られるユダヤ式記憶術なんですね。

もちろんエラン・カッツ氏もユダヤ人です。子供の頃から聖書を丸暗記してしまうほど、その学習教育という分野に特化した記憶術のコツとは何でしょうか?

学習したことを記憶に定着させるために効率的な方法をいくつか挙げていきます。

 

関連づけて覚える

 

人間の記憶というのは、意味や繋がりで覚えると長期記憶として保持しやすいという性質を持っています。

1つの知識に対してその「 関連性 」をふまえて、まとまりのある知識として理解していなければ思い出せません。なので丸暗記というのは効率が悪いのです。

 

 

エラン・カッツ氏もランダムな500桁の数字を覚えるときに、この関連づけに関わるジャーニー法という手法を使っているそうです。

この手法は、自分の馴染みの場所( 道順など )を出発と目的地を決めて順番に辿っていき、それらのポイントとなる場所に覚えたい内容を当てはめていきます。その時に関連できる連想を加えて強くイメージしていくのです。

しかし、これは私もやってみましたが、頭がゴチャゴチャになってしまって上手くいきませんでした。マスターするには相当な訓練が必要だと感じます。

でも、人間の脳の性質を考えると文字だけよりも絵や映像の方が覚えやすいのは確かです長く記憶に残って思い出しやすいのは「 イメージ 」が優先するものですよね。

 

 

私たちは自分に必要な知識の吸収に役立てればいいので、基本的なものを押さえておけば十分です。

その基本的な1つの物事に対して考えなければならない項目を準備しておきます

【 時系列・前後関係・順序・原因・結果・条件 】などの関連性を考えながらインプットしていくということです。

 

例えば、1600年 関ヶ原の戦い。だけ覚えていても何だかわかりません。

  • どんな時代の背景があって戦いになったのか?
  • 対立したのは誰と誰だったのか?その原因は?
  • どちらが勝ってその後どのような時代になっていったのか?

より多くの関連された記憶は、それだけ多くの脳内の検索に引っかかるということなので1つの知識から、あらゆる知識を引き出せる要因になってきます。

自分の引き出しから必要なものを自在に出してこれる状態を作っておきましょう。

 

メモする・ノート法

 

メモ

 

紙とペンを使う。パソコンで打ち込むよりも手を使って書くと、頭で理解したものをもう1度紙に再構築することになるので強い記憶になります。

本を読んでインプットする場合など重要なところは、読んで・チェックして・書けば3回も作業することになるので覚えます。

ノートをとる、というアウトプットを前提にして読むと重要な引用部分を厳選するようになります。ここで大切なことは自分なりの考えや感想を言葉にして書いておくことです。

自分の言葉に変換してまとめていく過程で脳が回転して、より記憶に定着していくのです。

書くという作業は、頭の作業ですから自分の考えを整理してメモしていきましょう。

 

ここで面白い実験データがあります。

諏訪東京理科大学の篠原菊紀教授が行った『 東大生がノートをとっているときの脳活動を調べる 』という実験なのですが、東大生に英語の授業を受けてもらい以下の要領でノートをとってもらいました。

  1. いつものように綺麗にノートをとる
  2. ただ黒板に書いてあることを写す
  3. パソコンで考えながら打ち込む

その結果は・・・ ダントツで①番! いつものように綺麗に自分でわかりやすくノートをとった時の脳活動が、他の方法よりも活発に働きました。

この結果は何を意味するのでしょうか。

綺麗にノートをとっているときには、そのまとめている言葉を繰り返し、ノート上でわかりやすく配置や空間を考えています。

その作業が文法的な組み立てや言葉を発する言語中枢であるブローカ野と言葉の理解を司るウェルニッケ野の部分を活動させるのです。そして空間的な位置関係にかかわる前頭前野外側部も使い脳が「 考える 」というフル回転をするのです。

こうした活発な処理をしていくことで、記憶に深く定着していくんですね。

 

リズム感で覚える

 

記憶とリズム・・・あまりピンときませんが、とても重要な関係があるのです。

ユダヤのイェシバ( ユダヤ教神学校 )での学習風景は、一種異様な雰囲気を感じさせられます。それは皆が身体をユラユラと前後に揺らしながら暗記をしたり、討論をしているからです。

このキツツキみたいな仕草にどんな効用があるのでしょうか?

そう、これこそがリズムです。このリズム感のある運動にのって学習することで、血行が良くなり脳への酸素供給量も増えて集中力が高まるのです。

そして、もう1つ大切なことが音読。

音読の効果は、色々なところで言われていますが、なぜ良いかというと脳の各分野を同時に働かせることができるから。つまり、脳内で複数の処理を行うことができるからです。

複数の処理・・・それが『 視覚 』と『 聴覚 』。文字を読み取り、声に出してそれを聴く。文字を理解しながら音として聞いた言葉を再び理解することになりますから、二重で理解度が高まっていきます。

あらゆるユダヤの天才たちが実行しているこの連動作業は、人間の脳の仕組みを知り尽くした継承です。

 

反復する

 

人間は強烈な情動にかられた記憶でない限り、忘れていきます。1度で覚えられることは少ないということです。

そもそも記憶というのは、脳内のニューロン( 神経細胞 )同士が繋がりネットワーク化したもの。獣道も何度も通ることで広い道になっていきます。

そう、記憶力のいい人というのは、自分が忘れそうなポイントを知っていて、そのポイントで何度も復習しています。3割くらい忘れるタイミングで記憶し直すということです。

そういった時に、自分で要点をまとめたノートが役に立ちます。記憶しやすい形をつくっておくことでサラッと反復できますね。

自分の忘却曲線というものを把握して、その都度おさらいをしていくことで強固なニューロンのネットワークができあがっていくのです。

 

 

 

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