人生にイノベーションを起こさせる楽観的予感の法則とは!

「 過去は変わりません 」これは絶対にですね。未来もそうそうは変わりません。でも…

やり方次第では、変えれる可能性はあります。

それは自分の心を操作できるかどうかにかかっているというのが結論です。

悪い予感ほどよく当たる と言いますが、これは本当ですね。何か願望を抱いた時に、
「 ~をやってやる!でもダメかもしれない… 」と脳裏にフッとよぎることってありますよね。こう思ったままやると十中八九うまくいきません。

これは人間の脳の仕組みとして自然な流れなんですね。人はだいたい失敗の経験の方が 多いから、できるかどうかわからない予感よりも「 できないかもしれない 」という マイナスの予感 の方が強く働きます。この否定的な気持ちが支配して追い込んでいって しまうんです。

脳は強い予感を抱くとそれを想像しイメージしてしまうから、その予感を実現させる ため全力 で動き出してしまいます。これではいくら「 頑張ろう!」と思っても悪循環に陥ってしまいますよね。

ですので変えていくのは「 思考 」ではありません

「 否定的な予感 」を「 楽観的な予感 」にかえていけば良い方向に進んでいくという
ことです。

今回は、楽観的バイアスによる予感は、どのようにメンタル部分に影響を与えていくかを書いていこうと思います。

未来を決めているのは楽観的な予感だった

人類の進化の過程には楽観的な予感があった。海から陸へ、サルから人間へ進化するに あたっ ても現実を見ているだけの種はそのままの形で残り、楽観的未来を見て進んで行けたものは進化していった。という歴史があります。

「 何かいいことがあるぞー!」という想像には、楽観的バイアス物事を自分にとって良い ように解釈するがかかっていたと言ってよいでしょう。

これは環境への適応ということで見ると生死を分ける挑戦であって、多くの中から ファーストペンギン的な存在がいたことが想像できます。

海から最初に陸へ上がっていった切り込み隊長の魚は、やはり楽観的バイアスなしでは成し遂げることができない偉業であったと思うわけです。

リアルに物事を見ているだけでは現状維持のままだし、ホラ吹きと言われるくらい虚構がはび こっていると、その虚構が行動を変えて現実のものとなる場合だってあるはずです。

まさに自己成就的予言根拠のない思い込みの予言であっても、それを信じて行動することに よって予言どうりの現実が作られる現象といえるでしょう。

もう一つ現代スポーツで例をあげると、オリンピック競技でメダルを取った選手の90%以上 は事前にメダルを取ると予言していた。予言で言わなかった選手は、ほとんどメダルは取って いないという統計があります。

これは確信という面もありますが、そこに楽観的バイアスを見ます。そしてそれを後押しして くれるコーチがいると、人間の前頭葉は真っ赤に燃え上がっていると言います。

逆に宣言と助言がない選手は、前頭葉にルートができないためメダル獲得の学習に対して 脳が鈍くなるそうです。

だから脳を活性化させるためには、楽観的にならなくてはならないということでしょう。

楽観ホルモン オキシトシンを活性化させる

楽観、希望、高揚感といった感情を司るホルモンは、人間の1番原始的な脳である脳幹から発生します。それが迷走神経を伝い 身体を回り受容するとオキシトシン神経ホルモンが出て楽観 を連想させます。オキシトシンが高まると笑顔になり希望が湧いてきます。

ですので、このオキシトシンを刺激すれば明るくなれるということです。

それは脳全体にも回り、快不快の脳 扁桃核未来を作り出す脳 前頭前野にも影響を及ぼし
やる気も出てきて、ストレスも解消でき、幸福感に包まれる感じですね。

オキシトシンは女性の出産時や母乳を与えるときに、最も分泌されるといいますから母親が 
赤ちゃんを抱っこしているときのような気持ちになれるんでしょう。

では、どうしたらオキシトシを活性化させることができるのでしょうか。

スキンシップをする

心地いいスキンシップは オキシトシン濃度を高めます。

「 愛情ホルモン 」とも呼ばれる このホルモンは人間関係においての絆というものを感じた時 活性化されていきます。

家族団らん、仲間と一杯やりながら話すなどの自分の存在価値を認めてくれる人たちとの
コミュニケーションは1番の特効薬ではないでしょうか。

また痛みを感じないエステなどのマッサージも良いですね。

常に笑顔でいる

「 そんな嫌なことがあったときに笑ってなんかいれないよ!」と思いますが、脳は勘違いしやすい機能をもっていますから、錯覚を起こさせるんです。

笑う門には福来る といいますし、笑顔でいると「 おっ、こいつ今 楽しいんかい?」って脳が 勘違いしていいホルモンを出してくれるんです。本当です。ニコニコしてましょう!

「もしかしたらできるかもしれない」と繰り返しインプットする

人間を外部から変えるのは意外と簡単です。繰り返し繰り返し同じことを脳にインプット して いけば良いのです。イメージを起こさせる言葉は力があります。

肯定的な予感を意識的に作り出せるものは 言葉 」です。

今までの失敗経験や教育を物ともせず超越できる唯一の道具なのです。

人間なのでマイナスな予感が浮かんできてしまうのは仕方ありません。その後どうするかです。否定的な予感に押しつぶされるか、払拭させて肯定的な予感に変えていくかです。

「 もしかしたらできるかもしれないぞ!」と思い直すだけで そこにほんの少しでも可能性が あるのなら、脳は否定できません。

神経伝達物質が変わり、喜びの回路に入っていけるはずです。

100回マイナスな予感が浮かんだら、101回クリアニングしていきましょう!

まとめ

人間の脳は予感によって変わります。予感を抱くと脳へ問いかけ始めます。

すると脳はその問いかけの答えを探すためにフル活動し始めるんです。

その予感を実現させる為に1日中、自分がそのことを考えていないときも眠っているときでも 問いかけ続けているんですね。

なので喜びを感じるような楽観的な予感を与えてあげると「 どうしたらできるか 」を問いかけ続けてくれます。逆に否定的な予感は、できない理由を問いかけ続けてしまいます。

このインプットの違いでゴールがこんなにかけ離れたものになってきてしまうんです。

楽観的予感は、そこに根拠や確信なんかなくてもいいのです。

だって予感なんですから( ^ω^)・・・

まだ現実になっていない未来に向けてイノベーション( 変革 )を起こしていくには

楽しくてワクワクするような予感を 脳に与え続けていくことです。

 

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