前田健太投手が球速アップさせた投げ方のコツとは!?

野球グローブと帽子

 

こんにちは、ナカジです。

先日、YouTube動画を見ていたら、日本を代表するメジャーリーガー、ツインズの前田健太投手がフォームのここを改造したら球速が一気にあがり150km/hを超した!というのを見て 凄くいいポイントを指摘していましたのでシェアしたいと思います。

ご存知だと思いますが、前田健太投手は広島カープからメジャーリーグ、ドジャースへ移籍、現在はミネソタ・ツインズのローテーションを担う中心選手として活躍しています。

150km/hを超えるストレートと高速スライダーを武器に日米通算150勝を目前にした超一流の右腕です。

そんな前田健太投手が掲げる、球速が上がったフォームでのポイントをまとめていきます。

 

球速アップ!フォームでの3つのポイント

 

前田投手が高校時代に改造し、ピッチングが激変したと言っています。これにより球速もあがりプロへの道も開けたという、まず1つ目のポイントは・・・

左手の使い方

その前は左手を高く上げていたのだが、これを肩と平行に下げました。

ピッチャーマウンドはホームより高くなっていますので、下の傾斜に向かっていかなければならないのに左腕を高く上げてしまうと力が分散してしまうという理由からなのだそうです。

キャッチャー方向に力を伝えるという標的を定める役割 なんですね。

 

更にこの左腕を内捻し投げる投球腕と共に両肘を背筋より奥に突き出すことで、背筋が収縮しリリースする際にその筋収縮の出力を爆発的にすることができます。

 

右膝を折りすぎない

右膝にマウンドの土がつくくらいに重心を下げていたそうですが、これを改善してから上から投げ下ろせるし下半身の力が使えるようになったと言います。

これはスムーズな体重移動 ですね。

昔の常識では腰を落として重心が下がった方が腰が入っていいボールがいくと言われていましたが( 低重心投法ですね。)軸足を起点として捻りを加えていく方が体重移動が上手くいき、ボールに力を伝えることができます。

その時、フォワードスイングでも前足は折らずに軸としての起点にした方が賢明です。

右足から左足に移す時のコツは、体の丹田( おへその少し下の辺り ) 意識を込めると上下左右にブレずにスムーズにいきますよ。

 

踏み出したステップ幅をせばめた

歩幅が広すぎると力が伝わらず、左膝が固定できないからだと言います。

これもフォワードスイングでの体重移動 の問題ですね。両膝で脚を折り曲げると、腰から下の回転軸が機能しなくなるので腰の力を使えなくなるのです。

股が裂けるほど大きなステップを踏んで、腰を沈めて上体を前傾させて投げても、肝心の投球腕のスイングを加速できなければ本末転倒です。

フィニッシュでボールに体重を乗せることができなければ、手投げになり生きた球は投げれません。

 

この3つは力を分散させずに、バックスイングで蓄えた力を上手くフォワードスイングに移動させるために欠かせない要素ですね。

重心の位置は、体の鋭い捻りを求めるために余り動かさない方がいいのです。

 

150km/hを投げるためのリズム感

 

前田投手の考えなりに0から100の投球フォームという表現で言っています。要するにリリースポイントの前で1度脱力に近い感じを作り、そこから瞬間的にリリースに持っていった方が100の力が出せる。ということですね。

それには投球フォームの中で リズム が大事だと。

 

前田投手の場合、それを左足を上げて止めたときに、両腕を1回ポォーンと上に上げる動作。( グローブの中で1度ボールをポンと叩く感じに見えます )

これをやることによってフォームにリズムが生まれ、バックスイングで1回、力が抜ける状態を作れると。

この動作によってリリースの前に0になれ、そこから100の力に持っていくことができるようになったそうです。

 

投球フォームの中で、こういったリズム感を持っていれば、毎回同じフォームで投げることができますね。1つ1つ各部分でフォームをチェックするよりも忘れないし、調子を崩した時に戻すのも簡単です。

リズム・・・ 大事ですねー。

自分なりにリリースの前に力を抜くリズムを取り入れていきましょう。

 

まとめ

メジャーリーグ

 

しかし今の時代は、メジャー現役トッププレイヤーのアドバイスが動画で簡単に見れるのですからいい時代になったものです。

しかも前田投手の説明はわかりやすいですね。

ここでポイントをまとめると

  • 体重移動のコツ( 左腕、軸足、スッテップ幅の使い方 )
  • フォームでのリズム感 ( リリースの前に力を抜くコツ )

この2つがピッチャーの球速アップに重要な要素なんですね。

是非、参考にして取り入れてみて下さい。

 

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